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国内最大の総合系コンサルティングファーム アクセンチュアの年収とは?

2019年11月22日更新

こんにちは、株式会社アサイン取締役、奥井亮です。

 

SIer出身、とりわけプライムベンダー出身の方のご相談の中で、必ずと言っていいほど、アクセンチュアについて質問をいただきます。

その中でも、年収について気になっている方が多くいらっしゃいます。

そのため、今回はアクセンチュアについて年収を中心にお話しできればと思います。

 

 

アクセンチュアの平均年収と給与制度

アクセンチュアの平均年収は30歳で900万円

アクセンチュアの平均年齢は約30歳であり、平均年収は約900万円です。

ただし、後述するように、そもそも職種によって給料テーブルは違いますし、職位によっても年収は大きく異なりますので、あくまでも目安として捉えてください。

 

参考までに、他ファームとのマネージャー職における給与比較を載せておきます。

 

アクセンチュアの年収は他ファームと比べても平均的

他ファームとアクセンチュアのマネージャー職の給与比較

給与制度は年俸制、ボーナス・残業代は限定的

アクセンチュアの給与制度は、一般的な成果主義の企業と同じように年俸制です。

つまり、毎月もらえる給料は、その年俸を12か月で割った金額です。

なお、ボーナスは基本的にマネージャー以上にしか支給されません。

 

また、月間の残業時間が45時間までに制限する働き方改革が進んでいます。

何名かにヒアリングしたところ、20:30までには退勤するコンサルタントが多いようです。

ただし、多忙な案件にアサインされた場合は日をまたぐこともあり、若手のうちは(多くはありませんが)休日出勤も可能性としてはあります。

 

アクセンチュアの職種/職位と年収

職種によって年収に差がある

アクセンチュアではコンサルタント職(ストラテジー・マネジメント・テクノロジー)のほかに、システムエンジニア(SE)職であるソリューションエンジニアという職種があります。

ソリューションエンジニアはビジネス・コンサルタントに対して、ベース給与が約100万円低く設定されています。

 

また、ビジネス・コンサルタントは役職を1段飛ばしで昇級していくため、マネージャー職までおよそ5年であるのに対して、ソリューションエンジニアは1つずつの昇級となるため、10年と昇進スピードは比較的緩やかです。

 

とはいえ、一般的な企業のSEと比べると高いですし、業務内容としても大規模かつIT上流に関わりやすいため、SEのキャリアアップとして、ソリューションエンジニアを志望される方は多くいらっしゃいます。

 

アクセンチュアの昇格フローは職種で異なる

アクセンチュアの職種別昇格フロー

 

職位においてはマネージャーが一つの区切り

ビジネス・デジタルコンサルタントの給与テーブルを以下にまとめました。

 

■ビジネス・デジタルコンサルタントの給与テーブル

役職名 主な役割 年次(目安) 給与(万円,目安)
マネジング
ディレクター
営業活動・ファーム経営参画 実力次第 2,200~
シニア
マネージャー
複数プロジェクト管理・人材育成 10年目~ 1,400~1,500
マネージャー プロジェクトリーダー ~10年目 1,100~1,200
コンサル
タント
チームリーダー ~5年目 700~900
アナリスト データ収集・分析など ~3年目 500~600

 アクセンチュア現役社員へのヒアリングにより作成

 

早ければ5年目あたりでコンサルタントからマネージャーに昇進し、年収が1,000万円を超えます。

おおよそ7割くらいの方はマネージャーまでは順調に昇進しますが、その先は評価が厳しくなり、実力がさらに大切になります。よって、マネージャーが一つの区切りとなりそうです。

 

なお、ソリューションエンジニアは表の給与から50~100万円引くと近い値になります。また、先述の通り、コンサルタントに比べて階級が細かくマネージャーまでは10年程度かかるとみてください。

 

アクセンチュアへの転職をお考えの方へ

アクセンチュアへの転職は、どんな人がマッチするか?

最後に、年収というテーマからは少し外れますが、記事をお読みいただいた方の中にはアクセンチュアへの転職を考えていらっしゃる方が多くいるかと思いますので、どんな人がアクセンチュアに合うのか私なりの意見を述べておきたいと思います。

 

まず、コンサルティングファームの中でも、ITソリューションのレベルが高いため、ITの知見を学ぶという点では魅力的なファームであると考えています。

しかし、以下の点は確認した上で意思決定をしていく方がミスマッチが起こりにくいと思います。

  • 体育会でガツガツやってきた方や大きな組織で働いた経験がある方
    コンサルティングファーム全般に言えることではありますが、アクセンチュアの場合は、9,000人規模の大きなファームであるため、上下関係がはっきりとしています。例えば、プロジェクトの参画についていえば、パートナーの裁量が非常に大きく、アサインメント面談により案件を決めるというよりは、適性や経験から参画するプロジェクトが決まることが多いです。
  • ソリューションが優れているファームが良いと考えている方
    アクセンチュアは、コンサル領域(戦略・業務・IT)から開発案件まで一気通貫で提供していることが強みの一つです。扱っているパッケージの種類も豊富ですし、スクラッチ開発をする案件も多く、全体的にソリューションが強いファームです。
    その分、ソリューションエンジニアとして入社した場合には、SIerと近い業務も多くなりますので、コンサルワークばかりできるという認識で入社するとギャップを感じるかもしれません。

 

選考対策は必須

アクセンチュアの選考フローは、以下の通りです。

 

選考フロー 対策方法
WEBテスト(玉手箱) 言語・非言語(英語なし) 書籍で対策:必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[1]【2021年度版】
一次選考 志望動機の整理とキャリアの展望の明確化
二次選考 一次選考の内容の深堀+フェルミ・ケース対策


どれも高い水準を要求されますが、正しく対策をすれば通過率は決して悪くありません。しかし、二次選考は本格的なフェルミ推定や、ケース問題が出題されるため、対策をするには、現役のコンサルタントやファーム出身者にお願いする必要があります。

 

もし、対策をしてくれる方がいらっしゃらない場合には、

以下のフォームから対策やご相談を受け付けておりますので、お気軽にお申し込みください。

なお、お受けできる人数に限りがありますので、お断りする場合もございます。ご了承ください。

 

「問い合わせフォーム」へ

応募の際の留意点

アクセンチュアに限らず、企業への応募は、大きく直接応募とエージェント経由の応募の2パターンがあります。前者は、例えば公式採用サイトや求人媒体からの応募や、ビズリーチなどのダイレクトリクルーティングサービスでスカウトをもらって応募するパターンです。それに対して、私のようなエージェントを介して応募することもできます。また、社員経由にて応募するリファーラルという形もあります。

 

実は、この中でも、一般的にエージェント経由の方が年収や職位を高くできると言われています。これは、転職の場合年収は交渉により大きく変わるためです。

 

直接応募だろうと、エージェント経由だろうと、内定をいただく前後で年収や入社の職位交渉をすることになります。直接応募の場合ですと、求職者が直接交渉をすることになります。

 

その場合、「望みすぎて内定を逃したらどうしよう…」と考えてしまい、
提示された金額で承諾してしまうことが多く見られます。

その一方で、エージェントは交渉に慣れていますし、他のファームや転職者のデータも持っているため、有利に交渉を進めていけることが多いです。

 

更なる年収アップを狙うなら「コンサルファーム2社以上経験」

 

直接応募にしろ、エージェント経由にしろ、他業界からのコンサル業界への転職は、「コンサル未経験者」として扱われます。

もちろん、「コンサル未経験者」よりも「コンサル経験者」の方が転職時に高く評価されます。

例えば、アクセンチュアへの転職の場合でも、「コンサル未経験者」と「コンサル経験者」とでは、同じ職位であっても入社の際に100万~200万円の年収の差が生じます。

これは、コンサルタントとして汎用的なスキル(マネジメントスキル・問題解決能力)や専門性をすでに身に着けており、即戦力として案件にすぐアサインできると判断されるためです。

 

この記事を読んでる方にとっては、まだまだ先の話かもしれませんが、転職をゴールにするのではなく、その後のキャリアパスも考えながら転職活動をすることで、入社後のパフォーマンスも大きく変わりますので、この機会がキャリア形成の一助となれば幸いです。

 

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